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智弁和歌山の魔曲「ジョックロック」はネタ切れが生んだ名曲!?原曲は?

高校野球ファンなら誰でも知っている智弁和歌山の応援曲「ジョックロック」。この曲に乗って多くの大逆転劇が演じられ「魔曲」と称されるこの曲がいかにして生まれたのか・・・。



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智弁和歌山の魔曲「ジョックロック」はこうして生まれた

好きな高校野球の応援曲のなかで必ずといって上位にあげられる智弁和歌山のジョックロック。

「正直な話、まったくのネタ切れ状態のなかで、偶然生まれた曲なんですよ」

まぁ名曲や名作なんてそんなものなんですよね・・・。

智弁和歌山の吹奏楽部の顧問だった吉本英治先生は、野球部が甲子園に出場するたびに新作の応援曲を提供することを約束したそうです。しかしほぼ毎年甲子園に出場するので徐々にネタ切れに。。。

ジョックロックの原曲はこちら

血眼になって音源をあさるうち、ヤマハのデモテープに収録されたある曲にたどり着いた。「原曲はゆっくりした曲調だったんですが、アップテンポにすれば押せ押せムードが出るかなと」

 
智弁和歌山の大逆転劇といえば、2000年夏の柳川戦、2006年の帝京戦などが思い浮かびますし、負けはしましたが、2008年の常葉菊川戦13-2の11点差から8回、9回で8点をもぎ取って3点差まで詰め寄った試合などでもジョックロックが流れて球場全体が異様な雰囲気に盛り上がっていた記憶があります。智弁和歌山の劇的なドラマの裏にジョックロックですね。

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「多用しすぎても『ジョックロック不発!』なんて言われたりしてね(笑い)。“もしビッグイニングを作れなかったら”と、選手のプレッシャーになっているところもあるかもしれない。でも、曲が流れ始めると相手にも緊張感が漂うし、球場全体が異様な盛り上がりを見せる。“何かが起こりそうな雰囲気”を作り出すきっかけとしては十分です」

私も何度となく甲子園で智弁和歌山戦を観戦した時に感じましたが、この曲が流れると球場全体が独特な雰囲気になり盛り上がるんですよね。言葉では説明できない、体中にゾクゾクと感じる雰囲気は何か起こしてくれそうな期待感を煽られますね。

高校野球の応援では一般的に打者ごとにテーマ曲を変えるが、それではすぐ終わってしまい、盛り上がりに欠けるとして、智弁和歌山では回の頭から終わりまで同じ曲を演奏し続ける。だがジョックロックだけは例外で、8回以降、得点圏に走者が進んだ場面が合図となる。さらに応援部と吹奏楽部がトランシーバーで連携を取り合い、開始のタイミングをつぶさに検討するという。

 

最近の智弁和歌山は一時期の爆発的な勢いが少し大人しくなっている印象ですが、今年(2016年)の選抜は姉妹校の智弁学園(奈良)が優勝するなど、赤い軍団の勢いをまだまだ期待したいですね。

まだ甲子園でジョックロックを肌で感じたことのない人は、ぜひ球場で味わえる独特の雰囲気を味わってください!

 

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