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ひな祭りの由来!子供に簡単に教えたい意味と理由

お母さん、ひな祭りにお人形をなんで飾るの?
ひな祭りって、何のお祭りなの?

こんなふうに子供から聞かれたとき、きちんと答えられますか?焦ってあたふたしてしまう…なんてこと、意外とありますよね。

ひな祭りは、古くから日本に伝わる伝統行事で、女の子の健やかな成長や幸せを願うお祝いの日です。せっかく聞いてくれたなら、子供にも分かりやすく、やさしく教えてあげたいものですよね。ここでは、子供に伝えるときにも役立つ、ひな祭りの由来をご紹介します。

ひな祭りの由来

ひな祭りがいつ頃から始まったのかは、実ははっきりとは分かっていません。いくつかの説がありますが、もっとも有力とされているのは、約1000年前の平安時代までさかのぼるという説です。

当時は、草や紙で作った人形(ひとがた)に自分の厄や病気をうつし、川に流して身を清める
「流し雛(ながしびな)」という風習がありました。
これは、無病息災や健康を願う厄払いの行事だったと考えられています。

一方で、平安貴族の女の子たちの間では、「ひいな」と呼ばれる人形を使った「ひいな遊び」というおままごと遊びが流行していました。この「ひいな」という言葉が、ひな祭りの「ひな」の語源になったともいわれています。

この二つが少しずつ結びつき、現在のひな祭りの形へと発展していったとされています。

3月3日が「ひな祭り」になった理由

室町時代になると、季節の節目を祝う「五節句(ごせっく)」の一つである上巳(じょうし)の節句が、3月3日に定められました。

もともとは厄除けや無病息災を願う行事でしたが、江戸時代に入ると、女の子の成長を祝う意味合いが強まり、ひな人形を飾ってお祝いする、現在の「ひな祭り」の形が広まっていきました。

ひな人形が飾られるようになった背景

江戸時代の後半になると、ひな人形は二段、三段、七段と、次第に豪華になっていきます。ひな人形の立派さが、その家の豊かさを表すようになり、あまりに贅沢が過熱したため、当時の幕府がぜいたくを控えるよう制限をかけた、という話も残っています。

現在では住宅事情もあり、おだいりさまとおひなさまの二人だけを飾るスタイルが一般的になってきました。形は変わっても、「女の子が元気に育ちますように」という願いは、今も昔も変わりません。

今も残る「流し雛」の風習

「流し雛(ながしびな)」は、すべてが昔の話というわけではありません。実は現在でも、一部の地域では伝統行事として続けられており、人形を川や海に流して、子供の健康や幸せを願う風習が大切に受け継がれています。

子供にはこんなふうに伝えてあげましょう

子供がひな祭りのことを聞いてきたら、難しく説明する必要はありません。こんなふうに、シンプルに伝えてあげるだけで十分です。

・ひな祭りは、〇〇ちゃんが元気に大きくなるようにお祝いする日だよ。

・昔の人は、人形に悪いものをうつして、健康をお願いしていたんだよ。

由来を完璧に説明するよりも、大切に思っているよ」「成長を願っているよ」という気持ちが伝わることが何より大切。そうすれば、ひな祭りはきっと、子供にとっても心に残る行事になるはずです。