恵方巻きとは、節分に食べると縁起が良いとされる太巻きのことです。
恵方巻きが全国的に広まったのはごく最近のことらしく、関西在住の私ですら恵方巻きという言葉を知ったのはここ15年くらい前です。
今回は、そんな謎の多い「恵方巻き」の方角や起源、食べ方などについて説明します。
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2016年 恵方巻きの方角は
2016年(平成28年)はズバリ 南南東 です!
そもそも恵方とは、年の福徳(金運や幸福)を司る神様の居る方位を指します。その神様のことを「歳徳神(としとくじん)」と言い、年徳、歳神、正月さまなどとも言われています。
その歳徳神(としとくじん)の居る場所は毎年変わり、今年(2016年)は南南東という訳です。昔からその方角に向かって、色々なことを行うと良いとされており、初詣も自宅から見て恵方の方向の神社で参拝する習慣があったそうです。
恵方巻きの起源は?
恵方巻きの起源やルーツについては数々の諸説がありますが、信憑性に欠けるものも多く、事実として分かっているのは、1989年に広島のセブン-イレブンが恵方巻きの販売を開始し、1995年には関西以西の地区、1998年に全国販売を開始し全国に広まったとされています。
その他の説をまとめてみると・・・
恵方巻きを食べる習慣は、日本に昔からある風習ではないんですね。
恵方巻きはいつ食べるの?食べ方は?
恵方巻きは節分の2月3日に食べます。時間は特に決まりはなく食べたい時に食べていいそうです。
そして恵方巻きの特徴はその食べ方のルールです。
一人一本の太巻きを用意します。なぜ太巻きなのかと言いますと、福を巻き込むという願いが込められています。用意する太巻きは七福神にちなみ7つの具材が入った太巻きが望ましいとされています。
そして用意した太巻きを1本丸ごと恵方を向いて(2016年は南南東)食べます。1本丸ごと食べるのは「縁を切らさない」という意味が込められています。
この太巻きは願い事をしながら黙って食べます。食べ終わるまでは口をきいてはいけないのです。なぜなら、神様にお願いごとしてるのに失礼ですから無言で食べ切りましょう。
恵方巻きについてのまとめ
いかがでしたか?
恵方巻きは全国に浸透しつつある節分の行事ですが、まだまだ歴史が浅く全国的に認知されている訳ではなさそうです。
まぁ商業的に作られた感がある恵方巻きですが、今年も我が家は恵方巻きを食べます。「信じる者は救われる」です!みなさんもしっかり恵方巻きを食べて福を取り込みましょう (^^)