毎年猛威をふるうインフルエンザ。本当に嫌ですよね。インフルエンザに感染すれば、感染した当人が辛いのはもちろんのこと、そのご家族、同級生、同僚の方達まで気を使わせてしまいます。予防できるものならしっかりと予防しておきたいですよね。
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インフルエンザの予防接種を受ける時期はいつがいいのか?また、その効果は?さらに値上げ確実な料金などを説明していきます。
この記事の目次
インフルエンザの予防接種する時期はいつ?
インフルエンザは11月~12月頃から始まり、1月~3月に流行りのピークを迎えます。ということは、予防接種はその前に行う必要がありますね。
インフルエンザのワクチンは接種してから2週間くらいで抗体産生(免疫)ができるので、逆算するとインフルエンザが流行り出す前に免疫を付けたいのであれば10月中旬~下旬。流行りのピークに免疫を合わせるのであれば、11月中~12月初旬くらいにはインフルエンザの予防接種を受けておくことがベストだといえます。
ほとんどの医療機関でインフルエンザの予防接種の時期を11月としてる事を踏まえると、遅くても12月までには予防接種を終わらせておきましょう。
インフルエンザの予防接種した効果は?
インフルエンザの予防接種効果は、ワクチンを接種してから抗体ができるまで2週間くらい、その後4ヶ月くらいまで体の中に抗体が存在するので、インフルエンザに感染しにくいとされています。
最近はインフルエンザの「予防接種しても効果なし」という話もあちらこちらで聞かれます。参考にこんな記事もありました。
インフルエンザ予防接種は効果がありません、という毎日新聞の報道への疑問が満載!!五本木クリニック院長ブログ
予防接種は2回がベスト
インフルエンザの予防接種は、成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされる論文結果がでてます。つまり、1回の接種よりも2回接種した方が効果があるということです。
12歳以下の子供はインフルエンザに対する免疫力が不安定なので、2回受けることが必要です。また、受験生や、医療機関に携わる人、人混みに出る機会が多い職業の人などは2回接種がベストでしょう。
インフルエンザの予防接種 気になる費用は?
インフルエンザの予防接種は、県や市町村、病院によって料金は異なるようです。これはメーカーの違いや成分の違い、仕入れ価格の違いなどで、効果に違いはないと言われてます。成分の違いについては、ワクチンに含まれる防腐剤を使用しているか、使用していないかの違いで、防腐剤を使用していないワクチンの方が料金が高くなっています。
一般的に成人の場合、3000円~4000円が相場のようです。
12歳以下の子供の場合は2回打つ必要があるので若干料金は違い、1回目が2000円~3000円。2回目は同じ病院で受けた場合は少し安くなる傾向にあるようです。
2015年インフルエンザの予防接種料金、値上がりへ!?
今月から始まるインフルエンザの予防接種の料金は、去年に比べて500円程度高くなる見通し。対象とするインフルエンザを増やしたのに伴い、ワクチンの原材料費も高くなったという。子供の場合は、接種が2回必要なため、1000円程度の値上がりとなる。 日テレNEWS24
医療機関からは「高くなると、接種を控える人も出てくるだろう。流行するのではないか」など心配する声も出ていますが・・・
どちらにしても、インフルエンザの予防接種をお考えの人は、時期や料金相場を考慮して、早めに行動をした方がいいでしょう。