花粉の季節、鼻水やくしゃみに悩まされている人も多いことでしょう。国民の4人に1人は花粉症といわれ、もはや国民病となっている花粉症。その一方で、花粉症にはほど遠く普段と変わらない生活をしている人もいます。
しかし、そんな花粉症に縁がなかった人たちにも、ある日突然やってくるのが花粉症なんです。突然鼻がムズムズし、くしゃみや鼻水が止まらない。鼻も詰まってきて息苦しい感じがする。初めて症状が出た人は「もしかしたら風邪?」と勘違いする人もいるくらい、花粉症の症状と風邪の症状は似ています。
そこで花粉症と、風邪との違いを見分けるポイントをご紹介するので、「あれ・・・これって花粉症?風邪?」と思った人は参考にしてください。
スポンサーリンク
花粉症の主な症状
花粉症の主な症状は「鼻水」「くしゃみ」「鼻づまり」「目のかゆみ」で、ほとんどの花粉症患者はこの症状が出ています。この症状は風邪と非常に似ているので、初めて出た人は花粉症と気付かない人もいます。
■ 鼻水
花粉症の鼻水はサラサラしてほっとくと垂れてきてしまう水っぽい鼻水が特徴です。
■ くしゃみ
花粉症のくしゃみは、回数、頻度共に多いのが特徴です。
10回連続してくしゃみが出ることも。
■ 鼻づまり
花粉症の症状で一番つらいのが、この鼻づまりです。
両方の鼻が詰まり息がしにくく夜寝れない事さえあります。
■ 目のかゆみ
目に花粉が付着して起こる目のかゆみ。
その他にも涙が出る、充血するなどの症状がみられます。
花粉症と風邪との違いを見分けるポイント
花粉症と風邪の症状はよく似ていますが、全く同じではありません。以下に花粉症と風邪の違いをまとめました。どちらの症状か分からないという人は見分ける際の参考にしてください。
鼻水 | さらさらで水っぽい鼻水。 | 粘っこく黄色っぽい鼻水。 |
くしゃみ | 頻度が多く、連続して出る。 | たまに出る程度。1回の回数も2~3回程度。 |
鼻づまり | 両方の鼻が詰まり息苦しくなる事さえある。 | 鼻詰まりはあるが、両方の鼻が詰まることはない。 |
目のかゆみ | あり。他には涙が出る。充血する。 | このような症状はない。 |
発熱 | ほとんどない。あっても微熱。 | あり。症状によっては高熱の場合もある。 |
花粉症の症状と風邪との違いのまとめ
これまで花粉症ではなったという人も、花粉症は突然発症します。おかしいなと思ったら、素人判断せずに早めに病院で診てもらった方が好ましいでしょう。
また花粉症の人はもちろんのこと、まだ花粉症でない人も、普段からマスクやメガネを着用して花粉を体に取り込まないよう予防を心がけてください。