ノートパソコンを使っているとバッテリーの寿命が気になります。バッテリーは消耗品なのでいつかは寿命が来るのですが、使い方次第ではバッテリーを本来の寿命より長持ちさせることができます。
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この記事の目次
バッテリーは2種類
ノートパソコンのバッテリーは大きく分けて「リチウムイオンバッテリー」と「ニッケル水素バッテリー」の2種類あります。
バッテリーに Li-ion の表示があれば「リチウムイオンバッテリー」。Ni-MH の表示があれば「ニッケル水素バッテリー」です。
バッテリーは劣化する!その原因とは?
バッテリーを常に充電している状態にしておくとバッテリーは劣化してしまいます。よくあるパターンが、バッテリーを付けた状態でACアダプターを繋いでパソコンを使うということです。これだとバッテリーが減った分だけすぐに充電してしまいます。細かな充電が繰り返され充電回数が多くなるとバッテリーは劣化してしまいます。
またリチウムイオンバッテリーの場合、バッテリーが常に100%充電されている状態ではバッテリーの劣化の原因となります。もしお使いのパソコンでバッテリーの充電設定ができるのであればフル(100%)充電されない設定にしておくといいでしょう。
ニッケル水素バッテリーの場合は、バッテリーのみで使用するなどしてできるだけ0%になるまで使い切ってください。使い切った後充電する場合は、ニッケルイオンバッテリーと違い100%充電で問題ありません。
バッテリー長持ちさせる方法
充電しながら使用しない
ACアダプターを繋ぎっぱなしでノートパソコンを使っていると常に充電している状態になり、バッテリーが劣化してしまします。バッテリーが20%~30%になったら充電するなど自分なりのルールを決めておくといいでしょう。また充電時は80%充電を心がけるとバッテリーの劣化を抑えることができます。
ディスプレイの輝度を調整
ディスプレイの発光は思った以上に電力を消費しています。ディスプレイの明るさを調整し暗くすることで、消費電力を節約することができます。
無線LANなどはOFFにしておく
無線LAN(Wi-Fi)はモニターと同様に大きく電力を消費します。使用しない場合は無線LANの電源をOFFにしておくことで、電量消費を抑えることができバッテリーの節約になります。
その他、使わない周辺USB機器を取り外したり、アプリなど終了させることでバッテリーの消費を抑えることができます。
まとめ
ノートパソコンのバッテリーは上手に使う事で寿命を延ばすことができます。
・頻繁に充電しない
・充電回数を減らす
・80%充電を心がける(リチウムイオンバッテリー)
・できるだけ消費電力を抑える
大まかに以上のようなことに注意することで、バッテリーを長持ちさせることができます。バッテリーは消耗品なのでいつかは寿命がきますが、できるだけ長持ちさせましょう!