東京オリンピックまであと1年。いよいよカウントダウンに入ってきましたね。オリンピック予算の「えぇー」とビックリするような増額やJOCの竹田会長の汚職疑惑、夏の尋常じゃない暑さ対策をどうするのかなどなど色々とケチが付いている今回の東京オリンピック。そもそも来年の事なのに全く国内でも盛り上がってないし･･･本当に無事開催されるのか疑心暗鬼になっております。
そんなオリンピックですが、何で4年に1度の開催なのか？2年に1度くらいにした方が盛り上がるのになんて思っている人もいるはず。そこで今回は何でオリンピックが4年に1度の開催なのかを調べてみました。
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オリンピックが4年に1度開かれる理由
日本オリンピック委員会の公式ぺーでは以下のように書かれています。
オリンピックが開催されるのは4年に1度。その理由にはいくつかの説があります。
最も有力なのは、古代ギリシア人が太陰歴を使っていたからという説です。現代、一般的に使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しいことから、8年という周期は古代ギリシア人にとって重要な意味をもっていたのです。暦を司るのは神官であり8年ごとに祭典が開かれるようになり、後に半分の4年周期となりました。太陰暦では49カ月と50カ月間隔を交互にして開催されていたようです。
出典：公益財団法人日本オリンピック委員会 オリンピックの歴史
オリンピックはギリシャ神話によるとゼウスの息子ヘラクレスが始めたとされ、紀元前776年に開かれた大会が記録に残っている最古のものです。これがいわゆる古代オリンピックと言われるもで、それからローマ軍に廃止されるまで1000年以上もこの古代オリンピックは続きました。
近代オリンピック開催
古代オリンピックの終わりから1500年後にフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵がオリンピックの復活を考え、1894年パリで開催された国際会議においてオリンピックの復活と4年に1度開催されることが参加した15ヶ国の満場一致で決定しました。
そして2年後の1896年、第1回近代オリンピックがギリシャのアテネで開催されて現在へと受け継がれています。この記念すべき第1回大会では男性選手だけの出場だったそうで、メダルも財政事情により、優勝・銀メダル、2位・銅メダル、3位・賞状が贈られたそうです。ちなみに女性選手は第2回のパリ大会で12人が参加したのが最初だったそうです。
