1986年に公開されたジブリの「天空の城ラピュタ」はジブリの最高傑作とも言われている名作アニメです。空の上に浮かぶ島なんて夢があり人気があるのもうなずけますね。そんな「天空の城ラピュタ」ですが「ラピュタ」という言葉に含まれている意味がスペイン語で「売春婦」という意味だと知ってましたか。今回はその「ラピュタ」の語源いついて少し説明します。
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ラピュタはスペイン語で売春婦
もともと「天空の城ラピュタ」はジョナサン・スウィフト(イギリス人作家)のガリヴァー旅行記に登場する巨大な「空飛ぶ島」ラピュータからとったといわれています。で、このラピュータはスペイン語で「ラ・ピュータ(La puta)」と言い売春婦という意味になります。
このガリヴァー旅行記は社会風刺を取り入れて描いた作品で作者のジョナサン・スウィフトもあえて「ラ・ピュータ」という言葉を使ったとされています。
宮崎駿監督がその意味を知ってそのまま名付けたのかは定かではありませんが、「千と千尋の神隠し」も風俗産業を描いた作品と言われているので、恐らくですが・・・確信犯でしょうね。笑
→ 国民的アニメ「千と千尋の神隠し」は風俗の話だった?
ちなみにヒロインのシータの本名は「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」で作中のラピュタ語では「真のラピュタの王」となってますが・・・スペイン語圏では「ラピュタ=売春婦」ですから「真の売春婦の王」となります。恐るべし宮崎駿ですね。笑
アメリカの英語タイトルではラピュタは外されている
世界的に人気の「天空の城ラピュタ」ですが、アメリカで2003年にディズニーから発売されたタイトルは「Castle in the Sky」。アメリカ、スペイン、メキシコなどでは「ラピュタ」とういう単語を外して「Castle in the Sky」で発売されています。