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「土用の丑の日」とは?由来などを子供でも簡単にわかるように説明!

土用の丑の日といえば「うなぎ」を食べる。日本では当たり前の風習ですが、実は子供頃は「土曜の牛の日」と思ってたので、何で牛の日に肉ではなく「うなぎ」なのだろうと思ってました。それに土曜日でもないのに「どよう」と言われてなんでだろう??と思ってました(汗)

今回はそんな「土用の丑の日」の由来などを子供でも分かるように簡単に説明します。



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土用の丑の日の由来とは

土用の丑の日の「土用」とは曜日の「土曜」ではなく季節と季節の間の事を「土用」と言います。具体的には 立春、立夏、立秋、立冬の前18日間を土用と言います。

それぞれ、
・立春(2月4日ころ)の前の18日間を「冬土用
・立夏(5月5日ころ)の前の18日間を「春土用
・立秋(8月7日ころ)の前の18日間を「夏土用
・立冬(11月4日ころ)の前の18日間を「秋土用

と呼び、各季節の土用があけると立春、立夏、立秋、立冬となります。つまり土用は1年に18×4で72日間あることになりますね。

現在は立秋前の「夏土用」の丑の日にうなぎを食べる風習を一般的に「土用の丑の日」と呼んでいます。
 

丑の日とは?

土用の期間の1日目を子、2日目を丑、3日目を寅のように干支を当てがって、丑が付いた日を「土用の丑の日」と言います。

丑の日は期間内に2回来る事もあり、2回目の丑の日を「二の丑」と呼んでいます。ちなみに今年(2020年)の「土用の丑の日」は7月21日、8月2日(二の丑)となっています。

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なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるの?

土用の丑の日の由来については色々と諸説がありますが、平賀源内説が一番知られている諸説です。

江戸時代の夏の暑い日にうなぎが売れなくて困っていたうなぎ屋さんの主人が

うなぎ屋
どうにかうなぎが売れないだろうか?

と平賀源内のところへ相談に来たところ

平賀源内
今日は土用の丑の日だから「う」のつくうなぎを食べよう」と店先にチラシを貼ったらどうだろう
と提案しました。

うなぎ屋の主人は言われた通り店先に「土用の丑の日はうなぎ」とチラシを貼ったところ、うなぎがバカ売れしたそうです。

その後、他のうなぎ屋も真似をして土用の丑の日にうなぎを食べるという風習が定着していったとされています。
※細かな部分は紹介している媒体によって多少の違いがあります。
 

うの付くものを食べる

土用の丑の日に「うなぎ」を食べる他に、「う」のつくものを食べると良いといわれてきました。

例としては、暑くても食べやすい「梅干し」「瓜」「うどん」や、スタミナが付く「馬」「牛」の肉などで、暑い夏を乗り切るための昔からの知恵といえるでしょう。

 

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