私たちはことあるごとに神社に参拝することって多いですよね。初詣、合格祈願、恋愛成就、七五三、お祭り、結婚式、旅行で神社がある時などお願い事をする機会は意外と多いものです。
ただ願い事をするにも正しい参拝の作法を知っている人って少ないですよね。特に正しいお参りの仕方を知らなくても参拝はできますが、どうせなら正しい参拝の仕方を知っておきたいのものです。そこで神社でお参りをする時の、正しい参拝方法をご紹介します。
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この記事の目次
正しい参拝の仕方
鳥居をくぐる
参拝の作法は鳥居をくぐる前から始まっています。まず、鳥居をくぐる前に身だしなみを整えて、一礼をしてから鳥居をくぐり境内に入ります。参道の中央は神様が通る道なので、一礼をするときは鳥居の真ん中を避けてどちらかに寄って一礼します。境内に入ってからも参道の中央を避けて歩きます。
手水(ちょうず)の仕方
参道を進むと手水舎(ちょうずや)があります。
ここで手や口をすすいで参拝の前に体を清めます。
1.柄杓を右手に持ち左手にかけて左手を清めます。
2.柄杓を左手に持ち替えて、水を右手にかけて右手を清めます。
3.再び右手に柄杓を持ち、左手のひらに水を受け、その水を口に含んですすぎます。
4.口をすすぎ終えたらもう一度左手に水をかけます。
5.最後に、水を入れた柄杓を立て柄に水を流してから柄杓置きに伏せます。
お賽銭を納める お賽銭の金額はいくら?
お賽銭は投げ入れるのではなく、出来れば静かに納めるようにしましょう。ただ、大きな神社ではお賽銭箱までが遠いので投げ入れのは仕方がありませんね。
お賽銭の金額には明確な決まりがありませんが、縁起ものなのでご利益があるように語呂合わせの金額を収める人が多いですね。
・5円 (ご縁がありますように)
・15円 (十分ご縁がありますように)
・25円 (二重にご縁がありますように)
・45円 (始終ご縁がありますように)
・115円 (いいご縁がありますように)
・125円 (十二分にご縁がありますように)
・415円 (良いご縁がありますように)
・485円 (四方八方からのご縁)
鈴を鳴らす
鈴は邪気を払い、あなたが来たことを神に知らせ神様を呼ぶ意図があります。お願い事をする前に鳴らすか、お願い事をした後に鳴らすかは決まっていませんが、お願い事の前に鳴らす事の方が一般的です。
「二拝二拍手一拝」(二礼二拍手一礼)の仕方
1.姿勢を正して二拝(二礼)します。(2回頭を下げて深くおじぎします)
2.胸の前で、二回拍手しますこの時右手を少し下にずらして拍手します。
3.2拍手後、掌を合わせ祈りを込め静かに手を下します。
4.最後に一拝(一礼)して神様を送って終了です。
まとめ
正しい参拝の仕方をスムーズに行うことができれば、誰と参拝に行っても恥ずかしくありませんね。それどころか、あなたの株も急上昇です。もちろん神様にも好感が待たれるのでご利益をいただけること間違いなしです。
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