2016年1月9日、TBS「世界ふしぎ発見!」の『太りにくい!老けにくい!その秘密はここにあった。知られざる腸内細菌パワー』では、今注目されている腸内細菌のパワーや効果の特集が放送されました。
またこの放送で腸内環境を整えるのに良いとされる、寺田本家の「マイグルト(米グルト)」という発酵飲料や、アメリカで話題の「KOMBUCHA(コンブチャ)」などが紹介されると検索数が急上昇するなど多くの人が注目しているようですね。
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この記事の目次
健康・ダイエット・アンチエイジングには腸内環境を整えることが重要
私たちの大腸には約100兆もの腸内細菌がいるそうです。100兆といわれても数字が大き過ぎてイメージができませんが・・・とにかくイメージができないほどの腸内細菌が自分の大腸の中に住んでいるということです。
腸内細菌は3つに分類される
一般的に正常な腸内細菌のバランスは、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%とされているそうです。日和見菌は善玉菌、悪玉菌の働きが強い方の働きをするので、善玉菌を増やすことで日和見菌も良い働きをする菌となります。
腸内の環境を整える腸内細菌の効果は?
- ダイエット
- しわなどの老化現象
- うつ病予防
- 脳の老化予防
- ガン予防
- 成人病予防
- 免疫力アップ
良い働きをしてくれる腸内細菌(善玉菌)を増やす食品は?
腸内環境を整えるためには日々の食事が重要となってきます。善玉菌を増やすために効果的な食品は以下のようなものです。
■ レンコンなどの根菜、きのこ類、芋類、海藻類など
■ ヨーグルト、牛乳、納豆など
■ 玉ねぎ、にんきく、醤油、味噌などの調味料、ハチミツ、バナナ、大豆全般、ヨーグルト、牛乳など
→ 世界ふしぎ発見!でも紹介された寺田本家の「マイグルト(米グルト)」はこちら
悪玉菌の増加はいいことなし!
悪玉菌が増えると腸内に腐敗物を溜め込み、人体にとって有害な成分を発生させ善玉菌の働きを抑制してしまいます。その結果、体全体の免疫力を低下させ、様々な病気や老化などを促進させます。また発生した有害成分から発がん性物質を作り出すことさえあります。
腸には免疫細胞が体全体の70%近く集中しています。腸内環境を整える事で全身の免疫力を高めることができ、ガンを含め「腸を治せばほとんどの病気が治る」とさえいわれています。
悪玉菌増える原因は?
肉中心の偏った食生活は悪玉菌を増やすひとつの原因となっています。肉類のタンパク質やアミノ酸は悪玉菌の格好の餌となります。その他、脂肪と砂糖の過剰摂取などは悪玉菌の増加となる要因となってしまうので注意しましょう。
また過度なストレスは自律神経に乱れを生じさせ、胃酸や腸液の分泌が鈍くなったり、腸の運動を低下させてしまい悪玉菌を活性化させてしまいます。趣味や適度な運動などでストレスを溜め込まないようにするようにしてください。
- オナラや便が臭い
- 肌が荒れている
- 体臭、口臭が気になる
- 倦怠感や疲労を感じる
- 風邪をひきやすい、もしくは治りにくい
アメリカでも注目の腸内細菌パワー!
アメリカでは腸内細菌の重要性に注目して、それを移植する「便微生物移植法」という治療が始まっています。アメリカではこれが「偽膜性腸炎」の標準的な治療法となっているほどで、治癒率はナント8割という効果を出しています。今後は「肥満」「肝臓病」「糖尿病」「うつ病」、その他100種類ほどの慢性的な疾患の治療にも使われる可能性があるといわれています。
アメリカでも人気の発酵食品
アメリカでも腸内環境を整え腸を健康にする意識がとても高まっています。なかでも「KOMBUCHA(コンブチャ)」は9日放送の「世界ふしぎ発見!」でも紹介されたアメリカでも注目の発酵食品です。
腸内細菌のまとめ
近年の研究では、腸内細菌によるパワーが健康や美容に効果的だということが分かっています。
体に良い働きをする善玉菌を増やすには、食生活を見直し、善玉菌が喜ぶ食べ物を中心とした食事に改善することがても重要です。
腸内環境を整え改善し、病気になりにくく、いつまでも若々しい体を作りましょう!