LDL(悪玉)コレステロールは悪いものではありませんが、値が増えすぎると動脈硬化の原因となってしまいます。健康診断で「LDL(悪玉)コレステロールが高いから注意して」と言われたけど、何を注意すればいいのか分からない人も多いと思います。
今回は、動脈硬化の原因となるLDL(悪玉)コレステロールが高くなる原因と、それを下げるための対策をご説明します。
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この記事の目次
LDL(悪玉)コレステロールが高くなる原因
■食べ過ぎ
LDL(悪玉)コレステロールが高くなる原因として食事が大きく関係していますが、食べ物によって吸収されるコレステロールは20~30%程度で、70~80%のコレステロールは肝臓で合成されることが分かっています。ですので肝臓でコレステロールを合成する、脂身の多い肉、動物性脂肪(バター、ラードなど)、マーガリン、菓子パン、ケーキ、スナック菓子などの摂りすぎは要注意です。
■ストレス
ストレスが病気に関係していることはよく知られていますが、LDL(悪玉)コレステロールにもストレスが大きく関係してきます。現代人にとってストレスは切っても切れない関係でありますが、気分転換をするなど、できるだけストレスを軽減するするよう努めましょう。
■喫煙
タバコによる害は説明しなくても分かっていると思いますが、LDL(悪玉)コレステロールにも良い訳がありません。タバコに含まれるニコチンは、LDL(悪玉)コレステロールを増やす中性脂肪の合成を促進させる働きがあります。
LDL(悪玉)コレステロールを下げる方法
■コレステロールを下げる食事
- サンマ・イワシ・アジなどの青魚
- かんぴょう・にんにく・ごぼう・オクラ・昆布・ひじき・わかめなどの水溶性食物繊維
- 大豆・豆腐・納豆・卵黄などのレスチンを含む食べ物
- 黒酢、リンゴ酢などのクエン酸を含むもの
- アーモンド、うなぎの蒲焼き、アボカド、かぼちゃなどのビタミンEを含む食べ物
- ネギ、たまねぎ、ニラ、にんにく、らっきょなどのアリシンを含む食べ物
- キャベツ、ブロッコリー
■有酸素運動
有酸素運動は脂肪を燃焼させLDL(悪玉)コレステロールを減らすのに有効です。
- ウォーキング
- スロージョギング
- 水泳
- サイクリング
- 水泳
など呼吸があまり乱れない運動が効果的です。逆に無酸素運動(短距離走など瞬発系トレーニング)になってしまう激しい運動はLDL(悪玉)コレステロールを下げるにはあまりおすすめしません。
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LDL(悪玉)コレステロールのまとめ
LDLコレステロールは増えすぎると動脈硬化の原因になり、放置すると心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす危険性があるので早期に改善する必要があります。
バランスのとれた食事や毎日の運動、趣味などストレスをためない生活で、LDL(悪玉)コレステロールを下げるよう努めていきましょう。