1977年から続いた2時間ドラマのパイオニア「土曜ワイド劇場」が今年(2017年)の3月を持って40年の歴史に終止符を打つ。とはいえ完全になくなるわけではなく、4月からは日曜の午前10時から「日曜ワイド」として新たにスタートするそうですが、日曜の朝から2時間サスペンスってどうなん?って感じですが・・・。
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この記事の目次
数々の名作が生み出された土曜ワイド劇場
個人的には2大サスペンスの1角と言われた日本テレビの「火曜サスペンス劇場(火サス)」より断然土曜ワイド劇場派の私ですのでこの終了の報道を知った時はさすがに残念でした。
数々の名作を生み「家政婦は見た」「相棒」などの人気連続ドラマも、この土曜ワイド劇場から生まれた作品だったことは有名ですね。
そこで数ある名作の中から土曜ワイド劇場と言えばコレ!という個人的に好きなシリーズをご紹介します。
京都妖怪地図
「嵯峨野に生きる900歳の新妻」「きらら坂に住む400歳の氷女」「鳥辺山に棲む800歳の女子大生」「河原町に棲む400歳の不倫女医」「嵯峨野に生きた900歳の美人能面師・葵祭りの夜にせつなく濡れて…」「時空を超えて時代祭に甦る愛の伝説!1200歳の美女VS.霊感デカ」「和久峻三ミステリー 京都セクシー妖怪殺人案内〜嵯峨野に棲む吸血美女の復讐!」の全7作品。リアルタイムでは見てなかったのですが、スカパー(ファミリー劇場)の再放送で見てミステリーというより、900歳の妻やら400歳の女子大生などありえない設定で強烈なインパクトを受けた作品です。
混浴露天風呂連続殺人
1982年から2007年まで26作が放送されていたお色気満載のサスペンスドラマ。平均視聴率(関東地区調べ)は18.9%、最高視聴率は28.6%(1986年9月放送)、最低視聴率は12.2%(2003年12月放送)と高視聴率をマークした人気シリーズ。水着姿でさえ抗議を受ける今の時代からは想像できない、露天風呂のシーンでは数名の女性のヌード姿が定番のこのドラマ。もうこんなドラマは作られないでしょうね。
温泉若おかみの殺人推理
私が大好きなこのシリーズ。シリーズものにしては結構配役が代わっている珍しいパターンです。若女将は大島智子→東ちづる。若旦那が山口良一→金田明夫→渡辺いっけい→梨本謙次郎→松村雄基→船越英一郎→布施博→中村梅雀→羽場裕一と代わってます。個人的には中村梅雀のほのぼのとした雰囲気が好きでしたが、こればかりはそれぞれの良さがあるから続いているのでしょうね。ちなみに舞台となる温泉地の旅館は実名だそうです。
法医学教室の事件ファイル
1992年にドラマの第1シリーズが始まり、1993年に第2シリーズが放送されたのち、1994年から土曜ワイド劇場で2時間サスペンスドラマとして放送されている息の長い人気シリーズ。名取裕子演じる法医学者・二宮早紀と、宅麻伸演じる警部・二宮一馬の夫婦が中心となって事件を解決する推理ドラマ。夫婦役の名取裕子と宅麻伸をはじめ、開始からほとんど同じ出演者、スタッフで続いている安定感は抜群です。
温泉㊙大作戦
城ノ内コンサルティングのスタッフが経営が困難な旅館の再建のために派遣された先で起こる殺人事件を、スタッフが力を合わせて旅館の再建と事件を解決する痛快推理ドラマ。スタッフは経営、料理、おもてなし、温泉の各スペシャリストが集結し、各方面から旅館の立て直しを行う。
個人的に好きなサスペンスはお堅い本格的な推理ドラマではなく、上記で紹介したようにドタバタありのほのぼの推理ドラマですね。
スカパーで過去の土曜ワイド劇場の作品が再放送されています
私が加入しているのは、「新基本パック」という国内外ドラマ、映画、アニメ、スポーツ、音楽など全11ジャンル、47チャンネルを見放題(月3,672円)というプランです。
国内サスペンスドラマに関しては、土曜ワイド劇場以外の2時間サスペンスドラマも数多く再放送されているので、サスペンス好きな人にはおすすめです。