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解散総選挙とは?衆議院解散の仕組みを子どもにもわかりやすく解説

ニュースで「解散総選挙」や「衆議院解散」という言葉を耳にすると、大人でも「結局、なにが起きているの?」と戸惑うことがあります。ましてや子どもに聞かれたとき、政治の話は難しく感じて、どう説明すればよいのか悩んでしまいますよね。

この記事では、大人がきちんと理解できるように整理しながら、「子どもにどう伝えればよいか」という視点も大切にして、解散総選挙の仕組みをやさしく解説します。

解散総選挙とは何か

解散総選挙とは、衆議院が解散されたあとに行われる、衆議院議員を選び直すための選挙のことです。

衆議院が解散されると、今までの衆議院議員は全員、衆議院議員としての身分を失い、国民があらためて代表を選び直すことになります。この「解散して、もう一度選ぶ」までの一連の流れをまとめて、解散総選挙と呼びます。

ポイントを整理すると、次のようになります。

子どもに説明するなら
クラスの係をいったん全部リセットして、もう一度みんなで選び直すようなものだよ」と伝えると、イメージしやすくなります。

衆議院解散はなぜ行われるのか

衆議院解散は、実際の政治では内閣総理大臣の判断によって行われるのが一般的です。

法律の仕組みとしては、内閣が衆議院解散を決定し、その助言と承認にもとづいて、天皇が解散詔書を公布する形になっています。
政治の流れとしては、総理大臣が「今の政治の進め方について、国民の判断を聞く必要がある」と考えたときに行われると理解すると分かりやすいでしょう。

解散が行われる理由には、次のようなものがあります。

解散は、政治の方向性について国民の意思を確認するための仕組みです。

子どもに説明するなら
先生が『このやり方でいいか、みんなの意見を聞こう』って話し合いの時間を作る感じだよ
と伝えると、納得しやすくなります。

解散から総選挙までの流れ

衆議院が解散されると、すぐに選挙の準備が始まります。公職選挙法により、解散の日から40日以内に総選挙を行うと法律で定められています。

流れを簡単にまとめると、次のようになります。

子どもに説明するなら
一度お休みになって、準備の時間があって、新しいメンバーでスタートするんだよ
と伝えると、全体の流れがつかみやすくなります。

解散って悪いことなの?

ニュースでは、解散総選挙があると「政治が不安定になる」「また選挙で大変」といったイメージで語られることもあります。

しかし、解散そのものが必ずしも悪いことというわけではありません。

解散は、「今の政治の進め方について、国民の考えをもう一度確かめる」という、民主主義ならではの仕組みです。

国民が「このままでいい」と思えば、同じ考えの議員が選ばれますし、「変えたほうがいい」と思えば、新しい議員が選ばれます。解散総選挙は、国民が政治に参加する大切なチャンスでもあるのです。

解散総選挙で総理大臣はどうなるの?

解散総選挙が行われると、「じゃあ、総理大臣はすぐに辞めるの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。結論から言うと、衆議院が解散されても、総理大臣はすぐに辞めるわけではありません。

衆議院議員は全員身分を失いますが、内閣は、新しい内閣が成立するまで職務を続けます。これは、国の政治が止まらないようにするためです。

総選挙が終わり、新しい衆議院議員が決まると、国会が開かれます。その中で行われるのが、「内閣総理大臣指名選挙」です。ここで、これからの総理大臣を誰にするかが決め直されます。

そのため、選挙の結果によって、今までと同じ人が総理になることもありますし、別の人が新しい総理大臣になることもあります。

子どもに説明するなら
クラスの係を選び直して、最後に『じゃあ、まとめ役は誰にする?』って決める感じだよ
と伝えると分かりやすいでしょう。

まとめ

解散総選挙とは、衆議院をいったん解散し、国民が衆議院議員を選び直す仕組みです。衆議院解散は、政治をよりよく進めるために、国民の意見をあらためて確かめるための制度でもあります。

難しく感じがちな政治のニュースも、子どもに伝えるときは、
話し合いをやり直す
みんなで選び直す
といった身近な例に置き換えることで、子どもにも伝えやすくなります。

難しい言葉の奥にある意味を、少し噛み砕いて伝えるだけで、子どもは社会の仕組みに自然と興味を持ってくれるようになります。社会の仕組みを知るきっかけとして、親子で一緒に考えてみてくださいね。