昔の漫画を読んでみたら、やっぱり面白かった！

MONSTER
・作者：浦沢直樹
・期間：1994年～2001年
・全18巻

天才日本人脳外科医のDr.テンマはあるオペで少年を助けます。しかし数年後、その少年が殺人鬼だと知って自分が殺人鬼を蘇らせてしまったと責任を感じてしまう･･･。ドイツ、チェコを舞台にした壮大なサスペンスですが、ストーリー、登場人物が複雑で読むのに集中力が必要です。

BANANA FISH
・作者：吉田秋生
・期間：1985年～1994年
・全19巻

ニューヨークを舞台に容姿端麗でストリートギャングを束ねるアッシュ・リンクスが「バナナフィッシュ」という謎のキーワードを巡って、マフィアと血生臭い抗争を繰り広げる、少女漫画らしからぬクライムサスペンス漫画。

エコエコアザラク
・作者：古賀新一
・期間：1975年～1979年
・全19巻

主人公の黒魔術を操る黒井ミサ（魔女）が活躍するオカルトホラー作品。基本的には1話完結の物語が多いので、どの巻から読み始めても楽します。

ゴルゴ13
・作者：さいとう・たかを（さいとう・プロダクション）
・期間：1968年～
・既刊210巻

超A級スナイパー「ゴルゴ13」の活躍を描いたバードボイルド漫画。政治的、軍事的、世界情勢などその時々の時代背景を描いた内容は漫画の域を超えたクオリティーで、日本漫画の最高傑作と思ってます。

ブラック・エンジェルズ
・作者：平松伸二
・期間：1981年～1985年
・全20巻

法で裁けない外道どもを抹殺する現代版「必殺仕事人」のようなストーリー。ただ、この漫画は3部構成になっていて、2部、3部と徐々に当初のストーリーから話が逸れて複雑になっていきます。個人的には1部の「必殺仕事人」のままの方が好きですね。

マーダーライセンス牙
・作者：平松伸二
・期間：1988年～1994年
・全22巻

日本でただ一人「マーダーライセンス（殺人許可証）」を持つ木場優児が、国のために働く板垣重政（内閣総理大臣）とともに、平和を乱す数々の敵たちとの死闘を描いたバイオレンスアクション漫画。

シティーハンター
・作者：北条司
・期間：1985年～1991年
・全35巻

東京・新宿を舞台に、どんな難しい依頼も成功させる超一流スナイパー冴羽獠の活躍を描いた作品。女好きの冴羽獠とアシスタントの槇村香とのギャグ漫画のようなやり取りが上手く展開され、ハードボイルドな内容なのに重たくならず楽しく読み進められます。

ビー・バップ・ハイスクール
・作者：きうちかずひろ
・期間：1983年～2003年
・全48巻

愛徳高校のツッパリコンビ・ヒロシ（加藤浩志）とトオル（中間徹）を中心に、ノブオ、キンタロー、ジュン、シンペーなど、不良高校生の姿を描いたヤンキー漫画の代表作。仲村トオル、清水宏次朗主演の映画も大ヒットしシリーズ化（6作）されました。

湘南爆走族
・作者：吉田聡
・期間：1982年～1987年
・既刊16巻

湘南を舞台に暴走族「湘南爆走族」のリーダー・江口洋介を中心にしたメンバー5人との友情、敵対する暴走族との抗争などを描いた作品。ギャグもあり、恋愛もありのヤンキー漫画という青春漫画。

クローズ
・作者：高橋ヒロシ
・期間：1990年～1998年
・全26巻+外伝3巻

県内最強の不良高校「鈴蘭高校」を舞台に、主人公・坊屋春道を中心に、抗争や喧嘩を通して友情を育んでいく不良高校生の日常を描いた作品。

高校鉄拳伝タフ
・作者：猿渡哲也
・期間：1993年～2003年
・全42巻

最強の古武術「灘神影流（なだしんかげりゅう）」の継承者である高校生の宮沢熹一が主人公。空手、柔道、ボクシング、プロレス、ムエタイ、相撲、柔術など次々に登場してくる格闘家と死闘を繰り広げていく正統派の格闘漫画。

修羅の門
・作者：川原正敏
・期間：1987年～1996年
・全31巻

千年に渡り不敗を誇り負けが許させない古武術・陸奥圓明流の継承者である陸奥九十九が主人公。実戦空手最強者との死闘、異種格闘技大会、プロボクシング参戦、総合格闘技大会と舞台変え、陸奥圓明流の最強を証明するために強敵たちと死闘を繰り広げる格闘漫画。

ドカベン
・作者：水島新司
・期間：1972年～1981年
・全48巻

明訓高校の主人公・山田太郎を中心に里中智、岩鬼正美、殿馬一人たち個性的なチームメイト達と、打倒・山田、打倒・明訓を掲げるライバルたちとの死闘を描いた高校野球漫画の超大作。

球道くん
・作者：水島新司
・期間：1977年～1981年
・全19巻

主人公・中西球道の幼少期から高校生までの成長と活躍を描いた野球漫画。どんどん成長する球道くんと、小学生からのライバルたちの関係性が面白い作品です。ただ高校に進学してからは球道くんのライバルたちのインパクトが少し弱いのが残念かな。

キャプテン
・作者：ちばあきお
・期間：1972年～1979年
・全26巻

歴代のキャプテンが主人公となる画期的な野球漫画です。谷口タカオ（初代）、丸井（2代目）、イガラシ（3代目）、近藤茂一（4代目）と計4名の主人公（キャプテン）が墨谷二中を舞台にチームを強くするために泥臭く頑張る現実的なストーリーが共感を呼ぶ漫画です。

エースをねらえ！
・作者：山本鈴美香
・期間：1973年～1975年（1部）1978年～1980年（2部）
・全18巻

県立西高校テニス部を舞台に、主人公の岡ひろみが困難を乗り越えながら一流プレイヤーへ成長する姿を描いた作品。スポ根の中に少女漫画らしくちょっとした恋愛の要素もありの名作です。

ガッツ乱平
・作者：百里あきら
・期間：1978年～1985年
・全19巻

英才教育でエリートを育成する名門小学校「マッターホルン学園」を舞台に、勉強も運動も天才的な能力を持ちながら常識にとらわれないお茶目な主人公・司乱平と、同じく天才的な能力を持つが冷徹な学園の首領こと九鬼正平を中心に色んな騒動が巻き起こる学園コメディ。

らんぽう
・作者：内崎まさとし
・期間：1978年～1987年
・全37巻

中学生の主人公「らんぽう」と相棒であるIQ1200の天才ネズミのチュー太郎が担任の角丸先生のアパートに居候して、ドタバタ劇を巻き起こします。特にストーリはなく1話完結のバカバカしい学園ギャグ漫画です。

ツルモク独身寮
・作者：窪之内英策
・期間：1988年～1991年
・全11巻

ツルモク家具の独身寮を舞台に、主人公の宮川正太、先輩で同室の杉本京介、田畑重男、女子社員の姫野みゆきらを中心に恋あり友情あり笑いありの青春ラブコメ漫画。個人的には「ペルーの置物」こと白鳥沢レイコの強烈なキャラクターが忘れられません。

みゆき
・作者：あだち充
・期間：1980年～1984年
・全12巻

同級生の恋人・鹿島みゆきと、血の繋がっていない妹の若松みゆきの「2人のみゆき」との間で心が揺れ動く、優柔不断な若松真人との関係を描いたラブコメ。2人のみゆきを取り巻く登場人物も多彩で、あだち充ワールド満載の作品です。ちなみに私は鹿島みゆき派です。

Y氏の隣人
・作者：吉田ひろゆき
・期間：1988年～2002年
・全19巻

なんとも言えない独特の世界観を持った1話完結の作品。1話1話が昔TVで放送された「世にも奇妙な物語」みたいな不思議なストーリー展開で、読んだ後に強烈なインパクトが残ります。絵柄も独特で一度読んだらハマる人が多いのではないでしょうか。