毎日、髪を乾かすために何気なく使っているドライヤー。そのドライヤーの使い方次第で、あなたの髪や頭皮にダメージを与えているとしたら・・・。できるだけ髪や頭皮にダメージを与えないよう、正しいドライヤーの使い方をマスターして髪や頭皮をいたわりましょう!
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ドライヤーのかけ過ぎには注意
高温で髪を完全に乾かしてしまうと髪の水分が失われのであまりいいとは言えません。なぜなら髪や頭皮には適度な水分が必要で、水分によって潤いや弾力性を維持しているからです。
しっかりと乾かそうとしてドライヤーをかけ過ぎてしまうと、必要な水分が奪われ髪や頭皮が異常乾燥してしまいます。水不足で枯れ果てた大地を想像してください。水分が奪われ上の写真のような状態では健康な髪や頭皮は育つはずがありません。
髪や頭皮には自然乾燥がいいの?
ではドライヤーをかけずに自然乾燥で髪や頭皮を乾かすのがいいのかと言えばそうでもありません。
髪を洗って濡れている状態では、キューティクルが開いていて傷つきやすい状態になっています。また、乾かさずに湿った状態で長時間置いておくと雑菌などが繁殖しやすくなるので、自然乾燥はあまりおすすめしません。
髪や頭皮にやさしいドライヤーの使い方
髪を乾かす時にすぐドライヤーを使わず、タオルを押し当てるようにして髪全体の水分をある程度ふき取ります。この時に地肌の水分も取っておきましょう。
ドライヤーを10cm~20cmくらい離して髪を乾かしていきます。髪の表面が100℃以上になると痛みはじめるので、10cm~20cmくらい離し髪の表面温度が100℃以上にならないようします。
温風は一箇所ではなく髪全体にまんべんなく当たるようにします。髪の根元に指を入れ、小刻みに動かすと温風が髪の根元まで効率良く届きます。
ある程度乾いてきたら、温風と冷風を上手く切り替えながら髪に必要以上に熱風を当てないようにしてください。また完全に乾かすのではなく、8割~9割程度を目安に乾かし、少し湿り気のある状態にすることがコツです。
まとめ
いかがでしたか。忙しいとつい高温で一気に乾かしてしまいがちですが、あまり急激に乾かしてしまうとキューティクルがはがれやすくなります。また乾かしすぎは、髪や頭皮に必要な水分奪い、潤いと弾力性を失うので注意してください。
・タオルであらかじめ水分を取り除く
・ドライヤーは10cm~20cm離す
・8割~9割程度を目安に乾かす