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参議院って何?子どもに説明したい参議院のしくみ

今年(2025年)は、3年に一度の第27回参議院議員通常選挙が、2025年7月3日に告示され7月20日に投開票が行われる予定です。
ニュースや街中のポスターなどで「参院選」という言葉を目にすることも増えてきましたが、そもそも「参議院」とはどんなところで、どんな役割を果たしているのでしょうか?

今回は、子どもに「参議院ってなに?」と聞かれたときに、やさしく説明できるように参議院のしくみをわかりやすくまとめてみました。

参議院とは何か?

日本の国のルール(法律)を決める場所が「国会」です。この国会は、「衆議院」と「参議院」という2つの議院でできており、これを二院制(にいんせい)と呼びます。

参議院はそのうちの一つで、法律を作ったり、国のお金の使い方(予算)を決めたり、政府の仕事を見守ったりするという大切な役割を持っています。

参議院の基本的な特徴

項目参議院
定数248人
任期6年(3年ごとに半数改選)
被選挙権満30歳以上(※立候補できる年齢)
解散なし
選挙制度選挙区制(148人)+比例代表制(100人)

参議院の議員は、【都道府県ごとの選挙区(148人)】と、【全国を1つの区とする比例代表(100人)】で選ばれます。

任期は6年と長く、3年ごとに半分ずつ選び直す「継続性のある制度」が特徴です。また、衆議院のような「解散」はありません。

参議院の主な役割

参議院は、衆議院とともに国の大事なことを決める役割を担っています。

法律の審議と議決
 国民の生活に関わる法律の案を話し合い、成立させます。

予算案の審議
 国が1年間に使うお金(予算)の内容をチェックします。

条約の承認
 外国との約束(条約)について、国として守るかどうかを決めます。

内閣の監視
 国のリーダーである内閣が正しく仕事をしているかを見守り、必要があれば追及もします。

また、衆議院が解散している間に大きな出来事があった場合は、参議院だけで「緊急集会」を開いて話し合うこともあります。

衆議院と参議院の違い

項目衆議院参議院
定数465人248人
任期4年(解散あり)6年(解散なし)
被選挙権満25歳以上満30歳以上
選挙制度小選挙区+比例代表選挙区+比例代表
優越権あり一部制限あり

衆議院は任期が短く、解散もあるため、国民の今の声が反映されやすいと言われています。

一方、参議院は任期が長く解散もないため、落ち着いて慎重に物事を判断する役割を持ちます。そのため「良識の府」と呼ばれることもあります。

また、両院の意見が異なった場合には、「衆議院の優越」というルールにより、最終的には衆議院の判断が優先されます(法律案・予算案・総理大臣の指名など)。

衆議院って何?子どもに説明したい衆議院のしくみ

どうして参議院もあるの?

参議院があることで、衆議院だけでは決まりごとが急ぎすぎてしまうのを防ぐ「ブレーキ役」となります。

2つの議院がチェックし合うことで、多様な意見を反映させたり、ミスや暴走を防いだりすることができます。

また、参議院選挙は政権の評価を問う「中間テスト」のような意味合いもあり、政治の流れにバランスを与える役割もあります。

なお、衆議院と参議院で多数派が異なる「ねじれ国会」になると、話し合いが難航することもありますが、それも多様な価値観を政治に取り入れるための大切な仕組みです。

子どもに説明する時のポイント

  • 国のルールを話し合って決める「会議室」が2つある。1つが衆議院、もう1つが参議院。
  • 衆議院はスピード重視、参議院は慎重派。
  • 参議院は、急ぎすぎてミスをしないように「ブレーキ」の役割をしている。
  • 2つの目でチェックすることで、みんなが安心して暮らせるようになっている。

おわりに

参議院は、国の大切な決まりごとをじっくり考えて見直す役割をもった、大事なしくみのひとつです。衆議院とともにバランスを取りながら、私たちの暮らしに関わる法律や方針を整えていきます。子どもに説明するときには、「みんなが決めたことを、もう一度しっかり考えて確認する人たちがいるんだよ」として伝えると、役割のイメージが伝わりやすくなるのではないでしょうか。

もし子供に「参議院ってなに?」って聞かれたら、あなたなりの表現も加えて子供に分かりやすく説明してくださいね。

※参議院公式サイトや総務省資料を参考にした内容を、独自にわかりやすく再構成しています。

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